2017年10月12日

カトラリーのバングル

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このバングルを作ったアーティストさんは、ケルト民族の末裔なんだそうで、イギリス買い付け時に知り合いました。
アンティークのカトラリーを使ってケルト紋様を実に上手く表現する達人でしたが、何度か取引できたものの、いつの間にか行方不明になってしまい、大量に買い付けた作品も残すところわずか!となってしまいました。


横好きで彫金をカジっているレストアラーT は前々から「これ自分でも作ってみたいな」とチャンスを伺っていましたが、とうとう商品のフォークを加工しても良し。
と許可がおりまして、早速やってみることに。
ちなみにオリジナルはスターリングシルバー。
今回手をつけた商品は、当然リーズナブルなニッケルシルバーにシルバーメッキされたカトラリーです。


金属を曲げる際は、まず「焼きなまし」をして金属の組織を柔らかくします。
この「なまし」の方法は、金属の種類によって違うので注意しないと素材を傷めます。
ニッケルシルバーの場合はバーナーで赤くなるまで炙って、自然に冷えるのを待ちます。
純銀と違い、急冷すると脆くなりフォークの刃なんて簡単に折れてしまいます。
試しにコイン(日本の硬貨だとヤバいので海外のお土産)を曲げてみました。
純銀ほどではありませんがなんとか曲がる様です。
ニッケルシルバーの特性を確認したところで本番に挑みます。


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まぁまぁ上手くいったかと。どうでしょうか?


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左 オリジナル海外作家さんの作品。
右 レストアラーT作
オリジナルの方がヒネリがキレイに入ってますね。


100円硬貨と同じ金属ですから当然と言えば当然。
ですが、初めて扱う硬さの素材でした。
柄の部分を均等になるように曲げるのは難儀しました。
結局、彫金の技術というより、造り手の思い切りが出来を左右するように感じました。
完成後、横浜店に納品しました。
posted by kiya antiques at 14:37| Jewellery

2017年10月10日

第23回湘南蚤の市

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10/17日(火)湘南T-SITEで開催される第23回湘南蚤の市に出店します!
フランスを中心としたヨーロッパのアンティークを扱うショップが全国から集まります。
是非皆様お誘い合わせの上ご来場お待ちしています!

https://www.facebook.com/SHONAN.NOMINOICHI/?ref=py_c
posted by kiya antiques at 14:29| ShopNews

2017年10月03日

From Factory

真鍮の取手製作。

和物の違い棚についているはずの真鍮製の取手が、4つの内1つ欠損した状態で入荷しました。
木材なら何とでもなりますが、金属だと本当に困ります。

難しい意匠の物や鋳物の金具の場合だとほぼお手上げで、諦めて4つ揃う取手を在庫から探し出して、オリジナルの取手3つは、また次回の出番を待つ事になるのですが、今回は比較的シンプルな削り出しの金具だったので製作してオリジナルを活かすことにしました。

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厚みを合わせた真鍮板を、オリジナルを型にしてカットして行きます。
途中ラクをしようとして、電動のジグソーを使った後が有りますが上手くいかず、結局昔ながらの糸ノコで切り出すことに。

金属を切り出す時の工具はもっぱら彫金用のスイス製、バローべ社の糸ノコを使っています。
普段はシルバーのカットに使っている道具ですので、厚い真鍮の硬さには耐えきれず、途中ずいぶん刃を折ってしまいました。

形を整えて軽く磨いたら、真鍮なので当然金ピカになってしまうわけですが、回りと雰囲気を合わせるために、特殊な薬剤に反応させて風合いを出します。

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右の取手が製作したもので、軸のパーツは形の近いイギリスのアンティークパーツです。
左の花型のパーツも製作物です。

風合いが揃ったところで家具の引き出しに組み付けます。
違和感無く製作できました。

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posted by kiya antiques at 13:11| From Factory
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