2017年08月29日

From Factory

家具のパーツはとにかく捨てずに保管しておいてください、というお話。

アンティークの家具は、彫刻で装飾されている事も多く、突起部分付近は接着されている事もあり、何かにぶつけた時などは、当然ツルっとした現代家具よりダメージを受けやすいのは確かです。

この木片は、椅子の背もたれですが、入荷の段階でバラバラになっていました。

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ちょっとしたパズルみたいです。
一見、再起不能に見えますが、パーツさえ揃っていればどうにかなるもんです。
木目に対して弱い箇所が、木材が乾燥で縮んだことにより裂けてしまった様です。
縮んだとはいえ、接着するにあたり、不具合があるほどではありませんでした。

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時には数回に分けて接着したりしますが、段取り良くクランプして接着します。
1ヶ所でも足りずに彫刻を復元することになると、これがまた大仕事になりますが、今回は全てのパーツが1ヶ所にまとめてあったので非常に助かりました。

普段は彫刻の欠けや、欠損したパーツは工房のパーツボックスから探し出す事を試みます。

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こんな箱が5〜6箱、店頭や倉庫に落ちていたパーツ類は自動的に放り込むことになっています。
この中から探し出すのはなかなかの手間ですが、オリジナルが活かせることと、1から作り直す事を考えると一通り見ないわけにはいきません。

完成したホールチェアがこちら

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ディープなキヤアンティークスのお客様にファンの多い、19世紀イギリス製、ゴシックスタイルのホールチェアです。
フジサワウェアハウスでご覧いただけます。
posted by kiya antiques at 13:12| From Factory

2017年08月26日

オンラインショップにてコレクタブル全品30%OFFセール開催中!

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ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

posted by kiya antiques at 18:21| Collectables

2017年08月22日

From Factory

お預かりしましたベントウッドチェアの修理中です。

あらら、ストレッチを留めるネジが折れてら、、、
穴の奥に埋もれた状態でしたが、このままだと後でいろいろ面倒になるので技を駆使して抜きます。

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抜けました。穴を埋めて組み直し、、、と思ったらもう1本折れたネジが埋まってる(汗)しかも穴のさらに奥。
キヤの商品であれば、担当レストアラーから犯人探しをして吊し上げたい(笑)ところですが、こちらは他店舗で購入されたんだそう。ここで処理するしかありません。
ネジが折れたからといって、そのまま近所にネジを打とうとするのは感心できません。
折れたネジに新しいネジが接触した状態で打ち込むと、新しいネジも簡単に折れてしまいますからね。
強度の必要な箇所なら尚更です!

何とか2本目も撤去しました。

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さすがに2本も抜くと穴の周辺がグズグズになってしまうので、全体がカバーされるくらいの大さの穴を掘って木目を合わせて埋め木します。

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見た目の為でもありますが、木目を合わせておいた方が次に打つネジが効きやすいのです。

着色してストレッチを取り付けた後は殆ど解らなくなります。

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経験上、折れたネジは必ず抜かないといけない訳ではありませんが、少々のダメージと引き換えなら、あの手この手で引き抜いてからリカバリーした方が後々の為になる様です。
ネジが折れた瞬間の絶望感は修復士を長くやっていると誰でも何度も体験しているはずです。
仕事がだいぶ後戻りしちゃいますからね。
やっちゃった!と思ったら放置しないで何とかして抜く方法を考えるか、キヤアンティークスにご相談くださいね。
posted by kiya antiques at 13:47| From Factory
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