2017年10月03日

From Factory

真鍮の取手製作。

和物の違い棚についているはずの真鍮製の取手が、4つの内1つ欠損した状態で入荷しました。
木材なら何とでもなりますが、金属だと本当に困ります。

難しい意匠の物や鋳物の金具の場合だとほぼお手上げで、諦めて4つ揃う取手を在庫から探し出して、オリジナルの取手3つは、また次回の出番を待つ事になるのですが、今回は比較的シンプルな削り出しの金具だったので製作してオリジナルを活かすことにしました。

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厚みを合わせた真鍮板を、オリジナルを型にしてカットして行きます。
途中ラクをしようとして、電動のジグソーを使った後が有りますが上手くいかず、結局昔ながらの糸ノコで切り出すことに。

金属を切り出す時の工具はもっぱら彫金用のスイス製、バローべ社の糸ノコを使っています。
普段はシルバーのカットに使っている道具ですので、厚い真鍮の硬さには耐えきれず、途中ずいぶん刃を折ってしまいました。

形を整えて軽く磨いたら、真鍮なので当然金ピカになってしまうわけですが、回りと雰囲気を合わせるために、特殊な薬剤に反応させて風合いを出します。

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右の取手が製作したもので、軸のパーツは形の近いイギリスのアンティークパーツです。
左の花型のパーツも製作物です。

風合いが揃ったところで家具の引き出しに組み付けます。
違和感無く製作できました。

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posted by kiya antiques at 13:11| From Factory
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