2017年10月24日

From Factory

金属の加工はアンティークを修復するためには避けて通れません。足りないパーツの複製はもちろんですが今回は製作です。

便利ではありますが、滅多に登場しないフライス盤という工作機械。
金属を水平方向に削ってくれる機械です。
削っているのは10mm厚の真鍮板です。
当然プログラミング等とは無縁で、全て手動で操作します。


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櫛状に削った真鍮板をカットして、ボール盤で穴明け、グラインダーで面取り、軽く磨いて完成です。


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何で便利な機械があまり使われないかというと、ここまで同じパーツを大量に造るケースが少ないからです。
1つ2つならハンディ工具で造った方がいろいろと楽な場合も多いのですが、ある程度の個数が必要な場合は、当然ですが機械で造った方がクオリティーが安定します。


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造っていたのはディスプレイキャビネットのガラス棚を乗せる棚受けでした。

元は別の方式で棚板が乗せられていましたが、後付けだったうえに、ちょっとダサかったので、交換させてもらいました。
ベーシックなキャビネットなら汎用のL字型の金物か、木製品を流用するところですが、今回は高級家具につき手間とコストを注いでみました。

滅多に入荷しない、大型全面曲面ガラスのキャビネットです。
全貌は藤沢店でご覧ください。
posted by kiya antiques at 15:02| From Factory
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