2018年04月14日

アンティーク家具をテレビ台にリメイク



在庫の家具に手を加えて、テレビ台を作ってみようということになりました。


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贅沢にも20世紀初期のマホガニーウォッシュスタンドを加工します。

オリジナルの大理石天板が欠損しているので、ホンモノのアンティークですが思い切って改造していこうと思います。

ローテーブルの様なテレビ台をアンティークのパーツを使って製作するプランもありましたが、テレビの周辺にはデッキやチューナー等の周辺機器や、Blu-rayやDVD等は片付けたいところなので ある程度の収納を備えた箱物家具の方が使いやすそうです。

重いテレビを常時乗せているので、家具全体に補強材を入れる必要もあります。

しっかりと面で強度を確保するためにも箱物家具は適しています。

まずはいつも通り解体して、通常の修理と改造を段取り良く同時進行です。
背面側に白っぽく見える木材が補強材を取り付ける為に新規で組付けた骨組みです。


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引き出しは、レールを取り外し棚板を敷いて、口板を手前に倒して開く扉の収納にしました。

ここにデッキ類を収納するイメージなので、背板にも配線用の穴を大きめに開けておきます。

底板、背板はマホガニーではなかったものの、オリジナルは無垢材が使われていましたが、強度を確保するため12ミリの構造合板に交換しました。

合板は気候による収縮も殆ど無く、家具の振れに対して筋交いになるので、強度を出すために都合が良いのです。


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天板は、ランバーコアの小口面をマホガニーで巻き込んで製作しました。

新材ですが違和感なく仕上がっていると思います。

天板の下には前後にアイアンのフラットバーを立てた状態で仕込みました。

これでテレビの重さで天板が沈む動きを押さえます。


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脚をカットして完成です。

今のところは少し高めで仕上げておきます。

掃除機のノズルが普通に入る高さを意識しました。


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仕上がり寸法は、W910×D425×H600。

テレビのサイズはバランス的に40インチくらいまででしょうか。

収納部は間仕切りや棚板を割り振っても良いですね。

こちらは藤沢店で展示中です。


大概の箱物家具は同じ様な加工がが可能です。

必要に応じてダウンサイジングなども可能です。

藤沢店ではアンティーク修復士がご相談に乗らせて頂きます。

posted by kiya antiques at 18:55| From Factory

2018年03月28日

From Factory



訳あって木工所の屋根裏倉庫を整理したときのこと。

最近テーブルを製作する機会が多いので、リプロダクションの脚のパーツは、まとめてよけておこうということに。

実は20年以上昔にイギリスから仕入れた脚で、稀に使う機会はあったものの、正確な本数を把握せずにいました。

いざ引っ張り出して見ると、


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キヤアンティークス木工所、屋根裏は宝の山です。

天井の低い屋根裏で奥から奥から出てくるので、少々腰にキツイ作業でしたが、ダイニングテーブル用が5台分、ローテーブル用が太さ違いで4台分。

そして何故かそれぞれに余り。


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パイン製のボール&クロウレッグです。

今は埃を被っていますが素材と彫刻の出来が良いので、仕上げるとなかなか良い家具になります。

乾燥も充分です。

早速何か造ってみようと思っています。

こちらは過去に製作したローテーブルです。


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ブラウンをベースに少し金彩を入れたのでした。

ペンキのシャビーな仕上げとも相性が良さそうです。

天板を持ち込みで脚のみの製作もご相談に乗ります。

posted by kiya antiques at 13:17| From Factory

2018年03月20日

キヤアンティークスオリジナル製作テーブル



最近は旋盤を使う機会が多く、少しづつ精度が上がって来た様に感じます。

最終的な仕上がりはたいして変わりませんが、何より時間が短縮出来ているので、やはりこういった仕事は数をこなす事が大事な様です。

今回はお客様からオーダー頂きました、キッチンテーブルと、テーブルをデフォルメしたデザインのベンチのセットです。


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いつも木材をカットするところから始まりますが、いまだにこの状態を目にすると、このあとの行程の多さから軽く気が遠くなります。

テーブルは、定番のデザインからお客様のお好みを反映させたオリジナル。

このあたりは1からの製作なので是非ワガママをぶつけて頂きたいところです。


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このデザインのベンチは初の製作になりましたが、いろいろと勉強になりました。

図面上では解らなかった事が形になったところで気がつく事も多く、製作途中で1度打合せを挟ませて頂き、修正を加えて完成となりました。

全貌はお見せ出来ませんが色はこんな感じで。


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オールドパインを意識した調色です。

最近1周回ってパイン材の染色の奥深さを痛感しております。

キヤアンティークスの製作テーブルは、デザインと寸法、オプションの作業内容で金額が決まりますが、多少の追加の加工は料金内で処理させて頂きますので、遠慮なくスタッフまでお申し付け下さい。

キヤアンティークスオリジナル製作テーブルのページはこちら

posted by kiya antiques at 16:45| From Factory
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