2017年11月29日

From Factory

アンティーク家具の意匠で欠かせない轆轤挽き。


椅子のパーツや小物等を造る細く短い木材から、ダイニングテーブルの脚のように、90ミリ×90ミリの角材、さらには120ミリ×120ミリなんて太さのの木材も加工することがあります。


テーブルの脚ともなると、旋盤のスイッチを入れるだけてこの迫力です。

動画だと分かりにくいですが、工房全体の壁を揺らす勢いで回転しています。





この高速で回転する角材に、最初に刃物を当てる時はなんとも言えない緊張感です。





これで90ミリ×90ミリ。
実際に手に掛かる負荷はかなりのものです。

最初は技術よりも、思い切りというか根性みたいな精神力が必要ですが、ある程度削って角材の平面がなくなり丸くなった頃からは、逆に繊細さが求められます。





ちなみに今回は木材の中では柔らかい部類のパイン材を加工しています。


キヤの工房は、大量生産する工場でもないので、慣れた頃には仕事が終わってしまい、次の仕事もしばらく先になってしまう事がほとんどです。

アンティーク家具の脚や轆轤加工専門の木工作家さんの作品のようになかなか上手くなりませんね。
毎回まだまだ修行が足りないなと思い知らされてしまいます。
posted by kiya antiques at 14:14| From Factory

2017年11月22日

From Factory

お預かりしたダイニングチェアの張替中です。

シートを剥がしてみたら一部虫喰いの酷いパーツが見つかりました。
4脚セットの内の1脚のパーツ1つです。
よくぞここだけ狙って喰ってくれたな!というくらいピンポイントでボロボロになっていました。

座面の枠は虫の付きやすい条件が揃っているため、虫喰い自体はよくあるケースではあるのですが。


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下がオリジナルの虫喰いパーツで、茶色く見えるのは虫穴に樹脂を詰め込んでなんとか救命しようとした跡です。
しかし触った感触や、持った時の重量感や、叩いたときの手応えや音など、いろいろと吟味した結果、お客様に状況をお伝えして、パーツを交換させて頂くことにしました。


座面の枠はこれといった木材の決まりがないので、古材の中からある程度硬く、虫に強い材料を探します。
今回はたまたま手近にあった樟(クスノキ)を使うことが出来ました。
樟脳の原料ですので虫には強い材木です。


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パーツのコピーを作って入れ換えます。


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これで安心して張替が出来ます。


納品完了後、試しにオリジナルのパーツを割いてみました。


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中までビッシリ虫穴だらけ。
この状態なら交換はマストでした。

修理を承る際は、現物を確認してお見積致しますが、このようにどうしても作業を始めないと解らない箇所も出てきてしまいます。
posted by kiya antiques at 14:47| From Factory

2017年11月15日

第24回湘南蚤の市

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11/21日(火)湘南T-SITEで開催される第24回湘南蚤の市に出店します!
フランスを中心としたヨーロッパのアンティークを扱うショップが全国から集まります。
是非皆様お誘い合わせの上ご来場お待ちしています!

https://www.facebook.com/SHONAN.NOMINOICHI/?ref=py_c
posted by kiya antiques at 10:54| ShopNews
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