2017年09月12日

第22回湘南蚤の市

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9/19日(火)湘南T-SITEで開催される第22回湘南蚤の市に出店します!
フランスを中心としたヨーロッパのアンティークを扱うショップが全国から集まります。
是非皆様お誘い合わせの上ご来場お待ちしています!

https://www.facebook.com/SHONAN.NOMINOICHI/?ref=py_c
posted by kiya antiques at 13:15| ShopNews

2017年09月06日

From Factory

家具のパーツはとにもかくにも捨てずに保管しておいてください、というお話。その2。

お客様からの持ち込みオーダーで、重体の椅子の修理依頼です。

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19世紀のイギリス製、オークホールチェアです。
相変わらず写真が作業の途中からで申し訳ありませんが、左の椅子の座面の後側が1割ほど欠損しています。
右側は見本でお預かりしたペアチェアの片割れ。
背もたれを差し込むホゾ穴があるので重要な箇所ですが、肝心のパーツはバラバラだったので捨ててしまったそう。
仕方ないのでここのパーツのみ復元することに。
仕方ないとはいったものの実はかなり好きな部類の仕事です。

まずは材料選び。
当然同じ素材で寸法が足りていて、できる限り、国、時代、木目が揃う物を選びます。
工房の古材置き場から木材をできるだけピックアップしますが、使える古材てでこれだけ選択肢があるのも希なケースです。通常は1点か2点あればいい方で、全く無ければ新材を使うことになります。
今回はこの中からイギリスの19世紀の建物に使われていた、元々は巾木だった木材を利用することにしました。

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程々な寸法にカットして、本体と接ぎ合わせます。

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ここから彫刻の復元です。見本があるので助かります。

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何段階かに分けて掘り進めます。さすがオーク、硬い!

つづく。
posted by kiya antiques at 10:50| From Factory

2017年08月29日

From Factory

家具のパーツはとにかく捨てずに保管しておいてください、というお話。

アンティークの家具は、彫刻で装飾されている事も多く、突起部分付近は接着されている事もあり、何かにぶつけた時などは、当然ツルっとした現代家具よりダメージを受けやすいのは確かです。

この木片は、椅子の背もたれですが、入荷の段階でバラバラになっていました。

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ちょっとしたパズルみたいです。
一見、再起不能に見えますが、パーツさえ揃っていればどうにかなるもんです。
木目に対して弱い箇所が、木材が乾燥で縮んだことにより裂けてしまった様です。
縮んだとはいえ、接着するにあたり、不具合があるほどではありませんでした。

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時には数回に分けて接着したりしますが、段取り良くクランプして接着します。
1ヶ所でも足りずに彫刻を復元することになると、これがまた大仕事になりますが、今回は全てのパーツが1ヶ所にまとめてあったので非常に助かりました。

普段は彫刻の欠けや、欠損したパーツは工房のパーツボックスから探し出す事を試みます。

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こんな箱が5〜6箱、店頭や倉庫に落ちていたパーツ類は自動的に放り込むことになっています。
この中から探し出すのはなかなかの手間ですが、オリジナルが活かせることと、1から作り直す事を考えると一通り見ないわけにはいきません。

完成したホールチェアがこちら

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ディープなキヤアンティークスのお客様にファンの多い、19世紀イギリス製、ゴシックスタイルのホールチェアです。
フジサワウェアハウスでご覧いただけます。
posted by kiya antiques at 13:12| From Factory
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